研究室・教員一覧

物理化学

岩田研究室  研究分野:分光物理化学 

新しい分光実験で化学反応のしくみを理解する

高屋 智久 助教

岩田 耕一 教授

溶液の中では、分子は100フェムト秒(10-13秒)に1回衝突しています。分子の「運動の記憶」の大半は、数ピコ秒後には失われてしまいます。ゆえに、分子に起こる現象をフェムト秒からピコ秒の単位で時間分解測定できる手法を開発することは、現代の科学にとって重要な課題です。われわれは、光の技術を駆使して時間分解分光法を開発するとともに、これらの方法を用いて超高速現象を観測し、「化学反応はどのように進むのか」を明らかにしようとしています。

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河野研究室  研究分野:気相溶液化学 

微小液滴を利用して溶液反応の精密解析をめざす

浅見 祐也 助教

河野 淳也 教授

溶液の一部分を気相中に取り出して調べることによって,溶液反応について詳細に明らかにすることをめざしています。溶液混合による反応の初期過程を明らかにするために,微小液滴を衝突させて時間経過に伴う形状や組成の変化を調べています。また,真空中に溶液を直接導入する手法である液滴分子線法を開発し、溶液反応とその機構を質量分析などの気相中の実験手法を用いて解析しています。

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齊藤研究室  研究分野:物性分子科学 

新しい光学顕微鏡を作製しナノ材料の光•電子物性を理解する

近藤 崇博 助教

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齊藤 結花 教授

可視光を使った顕微鏡は種々の分光技術と組み合わせることで、材料の形状のみならず構成分子の種類やその性質を明らかにすることができます。私たちは近接場光学を利用して、従来の光学顕微鏡では到達できないナノメートルという空間分解能で試料を観察する先端技術を開発し、ナノ空間特有の光と電子の相互作用やナノ材料の物性を観測する研究を行っています。

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有機化学

秋山研究室  有機合成化学 

酵素を凌駕する優れた環境調和型分子触媒の創製をめざす

宮川 雅道 助教

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秋山 隆彦 教授

医薬品や農薬をはじめとする、機能性を有する有機化合物を効率的に合成するためには、優れた触媒反応の開発が必要である。地球環境にやさしい高活性な有機分子触媒を創製し、それを用いた有用な有機合成反応の開発をめざす。

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草間研究室  有機合成化学・有機反応化学 

光や遷移金属触媒を活用して革新的なものづくり手法を

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石田 健人 助教

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草間 博之 教授

光や遷移金属化合物の特性を活用し、新形式の有機反応を開発すべく研究に取り組んでいます。とりわけ、従来は多段階の工程を要していた分子変換を単段階で実現可能な反応の開発、高反応性化学種の新規発生手法の開拓とこれを活かした新反応開発を目指しています。また我々オリジナルの反応を利用して生理活性物質等の効率的な全合成研究も行います。

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持田研究室  元素化学、有機金属化学 

14族元素を統一的に解釈する。何故ケイ素の生命体は出来なかったか。

猪股 航也 助教

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持田 邦夫 教授

同じ14族元素でも、炭素は「生命」の中心元素であり、ケイ素は岩石など「死」の中心元素です。クラーク数では炭素は14番目、ケイ素は2番目に位置しています。同じ14族元素であり、地球上に多く存在しながら、何故ケイ素の生命体は出来なかったでしょうか。周期表の第2周期と第3周期には非常に大きな溝が存在します。また近く予想される炭素化合物の供給源である石油の枯渇問題に化学者はどのように取り組んでいくべきでしょうか。これらのことを少しでも解決しようと我々は高周期14族元素化学を研究しています。

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無機・分析化学

赤荻研究室  無機地球化学、高圧結晶化学 

高圧力高温下で無機化合物や鉱物の相転移を解明する

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糀谷 浩 助教

赤荻 正樹 教授

無機化合物、特にケイ酸塩鉱物や関連する金属酸化物を対象として、高温高圧下における相転移や相平衡関係を明らかにする研究を行っている。さらに、それらの物質の相転移に伴う熱力学的性質の変化や新規高圧相の様々な物性を調べる研究を進めている。これらを通じて、地球深部の高温高圧下における鉱物の相転移を解明すると共に、金属酸化物の高圧下の結晶化学を系統的に明らかにすることを目的としている。

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稲熊研究室  無機固体化学 

構成元素、構造、化学結合、物性の関係を明らかにし、機能性無機化合物を創製する

植田 紘一郎 助教

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稲熊 宜之 教授

電子伝導性、イオン伝導性、磁性、誘電性、発光特性などの物性を示す酸化物をはじめ新規機能性無機化合物の探索・合成、構造解析、物性測定を行い、その構成元素、結晶構造、化学結合性および物性の相関を明らかにしようとしている。これらの研究によって無機材料開発における基礎を築くことを目指している。

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大野研究室  環境地球化学・分析化学 

地球と生命の歴史を最先端分析化学で読み解く

坂田 周平 助教

大野 剛 准教授

我々の住む惑星がどのようにでき、生命がどのような環境で進化してきたのかを解き明かすため、最先端の分析化学を駆使し、研究に取り組んでいる。高精度無機質量分析計を用いて、試料に保存されている同位体比のわずかな変動を検出することにより、試料ができた年代や経てきた物理化学的過程・生物活動の有無を推定することができる。また最近では、この質量分析計を用いて福島原発事故に関連する環境放射能研究にも取り組んでいる。

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