地球環境にも優しい新たな触媒を求めて

 医薬品や農薬をはじめとする、機能性を有する有機化合物を効率的に合成するためには、優れた触媒反応の開発が必要で、 我々は、 (R)-ビナフトールから誘導したキラルリン酸が 優れたブレンステッド酸触媒として機能する事を 2004年に見出しました。その後、リン酸触媒を用いた 不斉合成反応の開発が世界中で活発に行われています。
秋山研究室では、リン酸触媒を用いた不斉合成反応の開発、 更に、酵素を凌駕する優れた環境調和型分子触媒を創製し、 それらの触媒を用いた有用な有機合成反応の開発をめざして、 研究を進めています。  


  • Infomation
Archive